真剣に家系探求

何かの縁で北海道に集まってきた祖先の歴史を少しづつ紐解いていきます。

青森県下北郡田名部村【杉山家】

今回は妻の高祖母の実家、杉山家です。

高祖母・山田をれ(1876~1938)は明治9年青森県下北郡田名部村金谷(現:むつ市金谷)の杉山治郎左衛門(1843~1911)、すゑ(1850~1931)の間に二女(第4子)として出生しました。

明治29(1896)年、19歳のときに関根村の山田菊松に嫁ぎ、5男4女をもうけます。

明治38(1905)年、28歳のときに一家釧路郡鳥取村平戸前(現:釧路市北斗)に農業開拓のため移住しました。

高祖母・をれは、祖父曰く「身長は100cmくらいだけど体格がよく、とんでもなく気の強いバァさんだった」。

当時、田名部にいたときに荒写真館というところで撮った写真が残っておりますが、さすがに身長100cmは大げさでしょ?

また、とても信仰心が強かったそうで、随分お寺に参っていたそうです。夫・菊松に先立たれた4年後、昭和13(1938)年に61歳の生涯を終えましたが、戒名も当時としては院号のついた立派なものを頂いたとのことでした。

田名部の杉山家は、高祖母・をれの父・治郎左衛門の長男・杉山石松(1871~1941)の子孫の方が継いでいると思われます。治郎左衛門という名は代々受け継いでいたようで、その父も治郎左衛門という名です(二代しか確認できませんが)。

田名部は斗南藩の地ですが、現状では関係があるかは確認できていません。何となく武士のような名だなぁ・・・とは感じているのですが・・・。


<杉山家直系系譜>
杉山治郎左衛門→長男:杉山治郎左衛門→二女:杉山をれ(山田をれ)
家紋:不明