真剣に家系探求

何かの縁で北海道に集まってきた祖先の歴史を少しづつ紐解いていきます。

青森県下北郡関根村【舘家】

今回は嫁の高祖父の母の実家、舘家です。

高祖父の母・山田みゑ(1856~?)は本当の両親は不明ですが安政3年の生まれで、青森県下北郡関根村(現:むつ市関根)の舘半六の養女でありました。

そこから同じ関根村の山田善四郎(1824~1897)の養子・山田由蔵の妻として迎えられ、明治8年に長男・山田菊松(1875~1934)、明治12年に長女・山田きくのを授かりましたが、きくのが生まれたあとに由蔵とは死別、あるいは離縁したようです。

その後、明治20(1887)年に31歳で奥内村(現:むつ市奥内)の鳥山万右エ門の二男・鳥山丑松(1856~?)と再婚。3人の男子を授かりました。そして明治38(1905)年に長男・菊松一家と夫・丑松一家とで北海道釧路郡鳥取村へ渡りました。

この舘家、読み方すらわかりません(たち、たて、だて、やかた?・・・)が山田家とは縁があるようで、みゑの最初の夫である由蔵の養父・山田善四郎の妻・みの(1824~1917)も同じ関根村の舘半右エ門の長女として生まれておりますが、高祖父の父・山田由蔵は山田善四郎・みの夫妻の養子。高祖父の母は舘半六の養女。これだけですと舘との血縁は無いように感じます。

ただ、もしかすると・・・?ということがありまして、まだ山田家には舘姓がおりまして、善四郎の長男・山田留蔵(1868~1930)の二男・山田由松(1905~?)の妻・きぬ(1907~?)が関根村高梨川目の舘與之吉(さらに父は舘半之亟)の三女のようです。

半右エ門、半六、半之亟・・・。多くに「半」という文字が見受けられるので一族なのかもしれませんが、全然確証がありません。

現在のむつ市関根近辺の舘家につきまして、もし何かご存知の方がいらっしゃいましたらご一報頂きたく思います。


<舘家直系系譜>
舘半右エ門→長女:舘みの(山田みの)→養子:畑中由蔵(山田由蔵)・・・。 舘半六→養女:舘みゑ(山田みゑ)・・・。
家紋:不明