真剣に家系探求

何かの縁で北海道に集まってきた祖先の歴史を少しづつ紐解いていきます。

祖母の古写真

私の祖母は、1914(大正3)年に茨城県筑波郡吉沼村大字牛縊というところで、農家を営む太田代次郎の次女として生まれました。

その牛縊(うしくびり)という名は、現在はつくば市上里という地名に変わっているようです。

 

その後曽祖父・代次郎は、指導者として集落の仲間とともに北海道網走郡女満別村に入植します。

転籍は1935(昭和10)年となっていますが、女満別町史に「昭和初期、道庁の指導者の下、女満別で初めて暗渠工事を行った。」との記述がありましたので、昭和初期には女満別に入っていたようです。

 

かつて祖母(大正3年生まれ)も、10歳くらいのときに女満別に来たと言っていた記憶がありますので、大正の終わりころだったのかもしれません。

 

祖母は、野付牛女子職業学校(現在は北見柏陽高校)を1931(昭和6)年に卒業。裁縫科の小学校教員免許を保有していました。

当時としてはなかなかのものだったのではないでしょうか。

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祖父と結婚して弟子屈に住むようになってからは、自宅で祖父の写真屋を手伝う傍ら、裁縫教室なども開いておりました。

当時の生徒さんと撮った写真がありますが、それをみると20名ほどの生徒さんを抱えていたようです(下段中央が祖母と昭和16年生まれの第2子である伯父?)。

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祖母は3年前に93歳で他界しましたが、

祖母の写真を整理していると、おそらく嫁入り前の写真かと思うのですが、

いまいちどういうシチュエーションで撮影されたかが不明な写真があります。

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左から6人目が曽祖父・代次郎、9人目が祖母なのですが、

なぜか後方にプロペラの戦闘機みたいなものが写っています。

 

いつごろ撮影したかもよくわからず、周りの人も曽祖父と祖母以外は誰なのかわかりませんが、とても惹かれるものがある写真です。