先達の旅立ち
私が家系の探求をはじめてから、さまざまな出会いがありました。
遠い血縁の方から、父母世代まではお付き合いがあった方など・・・。
私のガチな思いをくみ取ってくださりご協力をしていただいたことで、ここまで来ることができたわけです。
その中で、親類で数少ない同胞の方がいらっしゃいました。
妻の母の実家である森井家について、私なんかよりももっともっと深く調べていらっしゃった、母の従兄弟の方です。
釧路の高校を出た後は神戸市にお住まいでしたので、なかなかお会いするチャンスが無かったのですが、私なんぞの若輩者にもメールでいろいろと森井家についての歴史や考察をご教示くださったのは非常に重要なことでした。
そして、遂に2012年の4月に法事で釧路にいらっしゃった際、一度だけおソバをご一緒することができました。
時間にしてわずか40分。
しゃべりっぱなしで、忘れられない密度の濃い40分でした。
その後も日本のお城巡りや、富士登山などアクティブに過ごされているという近況を年賀状などでお伝えくださっており、またお会いできるのを楽しみにしていたのですが・・・。
その方が昨年11月に亡くなったとの報が本日届きました。
もう一度お会いしたいという願いは、永久に叶わないものに・・・。
最後にコンタクトをいただいたのはおととしの9月。あのときにメールでお話したのが今生の別れとなるとは思いもしておりませんでした。
71年の生涯。
今ごろは天国で、一足お先に行っていた奥様とまたアクティブに暮らしていらっしゃるのでしょうね。
幹男さん、本当にありがとうございました。ご親切にいろいろ教えてくださったこと、一生忘れません!