釧路市白樺台の先輩、渡辺宗貴先生によるステキ本
私の父は北海道開発建設部に勤めていた国家公務員でした。
とっくに退職していますが、1970年に就職してから私が14歳の1993年までは釧路(途中で根室にも)で勤務していたのです。
転勤がある職場なので、2000年に函館で中古住宅を買ってばあちゃんを引き取るまでは、ずっと官舎住まいでした。
私が生まれたのは釧路市内にあった丸山産婦人科という病院でしたが、初めて住民票が置かれたのは、「北海道釧路市白樺台5丁目13番4号」という住所です。
白樺台という地は、かなり町から外れているへんぴな場所ですが、昭和30年代に公営住宅が一気に造成され、ニュータウンとして爆発的に人口を増やした土地。
それから60年が経過し、私が小さなころはあんなにうるさかった子どもの声がほとんど聞こえなくなり、かつてマンモス校だった白樺台小学校も、海沿いの桂恋小学校と合併して1学年1クラスの東雲(しののめ)小学校に名を変えてしまいました。
当時は賑わっていた丸辰相長センター(二店舗あった)、セオ、太平洋生協、松家商店(ウイミーまつか)、スーパーみよし、フレンドショップポポも今は無く、いまはセブンイレブン一店舗のみとなっています。さみしいことこの上ないです。
・・・ながながとローカルな話を綴ってしまいましたが、語りたいのはそんなことではないのです!
そんな白樺台(しかも同じ5丁目)でわたしよりも5歳上として生まれ育ったのが、現在は札幌で行政書士として、そして家系図作成代行センター の社長さんとしてもご活躍の渡辺宗貴センセーです。1年生のときに旭川へ引っ越してしまったそうですけれど。
その渡辺センセーが、このたび家系をさかのぼるマニュアル的な本を出されたのです!
わたしの家系図物語(ヒストリエ) ―調べてカンタン! すごいご先祖がわかる<Amazon>
私も、書店員の妻に仕入れてもらい、さっそく読ませていただきました。
女子高生の葛西美々ちゃんが、なにやら曰くつきの自分の家系を調べるのに没頭していく様子を、軽やかにつづっておられます。ほとんど渡辺さんの家系がモデルです。
あぁ、これなら初心者の方や、今まで興味なかった方も調べてみたくなるかも・・・と思いながら、一気に280ページ強を読み切ってしまいました。
家系図、家系調査に関する基本的な部分。そしてさらなる上級テクニックがこの一冊に込められています。
この拙ブログを読んでくださっている方々にとりましては、おおよそご存知な内容かもしれませんが、基本に立ち返るきっかけにもなるかと思いますので、偉大な地元の先輩の本を、ここでご紹介させていただいてしまいました(#^.^#)