遠い親戚
これまで4年近く、脈々と繋がる家系を調べていくうち、
これまで知らなかった親戚が続々と判明していきました。
おじ、おば、いとこくらいまではもちろん全員よく知っているわけですが、
大おじ、大おば、はとこまでいくと、私は今までほとんど面識がありませんでした。
かろうじて、ひいばあちゃんの葬儀で会ったり、
たまたまおじさんの家に行ったときに会ったりはありましたが、
誰がどういう関係なのかとかは、まったく不明なまま終わったりしたものです。
そもそも遠隔地の親戚が多いので、冠婚葬祭のイベントでもないと、
会えるチャンスはほとんどありません。
ちなみに私の結婚式の場合、150人収容の会場だったのですが、
そのうち親戚で120人くらいを占めてしまいました。
そう、そして親戚が非常に多い家なのです。
私の父は7人きょうだい、母は5人きょうだい。
嫁の父は3人きょうだい、母は7人きょうだい。
私のほうでは26人、嫁のほうでは18人のいとこがいます。
そのうち2人は亡くなっていますが、それでも合わせて42人もいるのです。
周りには、親が一人っ子とかでいとこが居ないという人も結構聞きますので、
これはかなりの多さではないかと思います。
さらにそのいとこ達が結婚し、子供もどんどんめでたく増えていて、
現在、娘の「はとこ」は30人にもなっています。
そのうち道外に14人。八戸、東京あきる野と中野、小田原、新潟三条、木更津、船橋、和歌山有田と各地に散ってしまっています。
果たして全員に会うことはできるでしょうか?
私も「はとこ」に関しては、まだまだ判明していない人がいっぱいいそうなので、
いったい何人になるのか楽しみです。
「はとこ」といえば・・・、
弟子屈に住んでいて、最近はなかなか会うチャンスがない学生時代からの親友Sがいるのですが、
そのSの彼女は4歳年下。最初はなかなかしゃべってくれないシャイな子でした。
4年くらいの交際期間を経て、その二人はめでたく結婚することとなりました。
同じく弟子屈に住む私の父方の伯母もSを知っているので、
たまたまお邪魔したときに「Sが○○ちゃんと結婚するよ!」と教えてあげると、
「○○ちゃんはあんたのはとこだよ」との返事。
え~っ!? 父の従姉妹の娘さんだったのです。
それまで何度も会っていたのに、気づきませんでした。
そもそもそういう話は、ほとんどの人はしないですから当然なのですが。
というわけで、親友Sとは遠いといえども親戚になったわけです。
なにか無性に嬉しくなりました。
そのS家にも男の子が生まれ、現在2歳。
うちの娘の「またはとこ」にあたるわけです。
こうして、どんどん「知っている遠い親戚」が増えていくのです。