女満別の太田家を訪問
先日の日曜日と月曜日、墓参り&親戚行脚に行ってきました。
まず弟子屈のいつものルート。現在菊地家曽祖父の墓守をしている祖父の弟(大正15年生まれ)のお宅と、父の長姉の家へ行き、じいちゃんばあちゃんのお墓参り。
さらに北上し、屈斜路の曽祖父の墓参り。写真じゃわかんないですが今年はアブが大量発生していて、とても子供たちを外に出せる感じじゃありませんでした~。
でも何年か前はスズメバチが大量発生してたから、そのときよりはマシ!
その後、ついにばあちゃんの実家である女満別の太田家を訪れます。
いまはばあちゃんの兄貴の息子さんが当主。昔は農家だったそうですが、いまは高齢者向けの派遣社員として働いてらっしゃるそうです。
奥さんも同じく働いてらっしゃるそうで、おじゃましたときには居られませんでした。
家族4人でお宅にお邪魔し、「何か飲むかい?」と聞かれたので、「冷たいお茶とか頂けたら嬉しいです!」と答えると、太田さんは「ちょっと座っててね」と、どこかへ行ってしまいました。
しば~らく20分くらい(!)待つと、太田さんはたくさんのお菓子やらジュースやらをわざわざ近くの農協で買ってきてくれちゃいました!
しかも後で気づいたのですが、何種類もあったお菓子は、すべて2個ずつあります。これはきっと2人の子どもがケンカしないように2個ずつにしてくれたんだと思います。
なんて温かいお心遣いをいただいてしまったんだろう。
初めて会う太田家の人。
何かウチの父ちゃんに雰囲気が似ていました。さすがは従兄弟。
ひいじいちゃんである太田代次郎の写真や、ばあちゃんの若いころの写真。
太田家の方々が戦争に行っていた時の写真・・・。
いろいろな写真をみせていただきました。
そして仏壇の位牌によって、ひいじいちゃんやひいばあちゃんの戒名が初めて判明。
さらに古写真により、いままでひいじいちゃんのお墓が滋賀の比叡山にあると思っていたのが勘違いだということが判りました。
太田さんもどうやら高野山のどこにお墓があるかは知らないそうで、高野山ですから探すとなると2日くらいかかりそうです。
そして良い人過ぎる太田さんと別れ、網走市内のホテルで一泊。
部屋に風呂はおろかトイレすらない和室でしたが、ほどよく狭くて子どもたちはそれなりに楽しそうでした。
大風呂では息子がギャンギャン泣いて大変でしたけど。
平野の一番上の従兄弟が子ども3人とともに札幌から帰省しており、賑やかで楽しい時間を過ごしました。
その際、90歳になるじいちゃんに「小清水の町に乗せてってくれ」と頼まれ、一緒にクルマで町まで。
せっかくのチャンスなので、いろんな話を聞き出そうと頑張りました。
しかし、クルマのロードノイズとじいちゃんの声の周波数が同じでいまいち聞き取れない!無念・・・。
じいちゃんはどうやら「小遣いが無くなった」ということでJAバンクに行きたかったようです。
そして帰りに農協でじいちゃんと一緒に買い物。
じいちゃんと買い物に来たのは、小学校1年生のときに作業服屋さんに行って以来。実に27年ぶりでした。
その後もさんざん遊び、もう午後4時。翌日は仕事なので帰らなえばなりません。墓参りにもいかなくちゃならないし。
墓参りに行ったものの、外はザンザン降り。私だけクルマを降りて手を合わせて終了。
・・・といったお盆でした(正確には日曜日はお盆前でしたが・・・)。
写真は大空町女満別の「メルヘンの丘」と呼ばれるところです。絵本の1ページのような風景ですが、写真じゃなかなか伝わらないなぁ。