真剣に家系探求

何かの縁で北海道に集まってきた祖先の歴史を少しづつ紐解いていきます。

祖父のアニバーサリー!

家系のインデックス

 

きょう3月6日は、

 

母方祖父である平野政次、96歳のバースデー!!!

 

戌年生まれなので、今年が8回目の年男ですよ(#^.^#)

 

大正11(1922)年、北海道斜里郡清水村生まれ。

昭和10(1935)年、樺太恵須取町布札に移住。

昭和14(1939)年、「じさま(高祖父)」の急逝により家督相続。

昭和18(1943)年、陸軍入隊。国境警備という重要な任務に。

昭和24(1949)年までシベリア抑留で死ぬ目に遭い、

小清水に戻ってばあちゃんと結婚。

 

畑や畜産や木こりの仕事をず~~~っと続けてくれたおかげで、今でもその魂を受け継いでくれた伯父と従兄弟が、連綿と平野家を守り続けてくれています。

 

じいちゃんが乗っていたクルマは、私が覚えているのだけでいすゞフローリアンや、マルーンのX30/40系コロナマークⅡ。そして千葉のおじさんが乗っていた千葉ナンバーのB11サニーを受け継ぎ、ダークグリーンのT190系ディーゼルコロナ、最後はE100系カローラ

カローラが事故で無くなったあとも、5年くらい前までは家にあったスターレットを運転して老人会に行ったりしてました。

 

ばあちゃんが4年前に他界してしまってずいぶんと気落ちしたでしょうが、なんとか気力?で持ちこたえてくれています。

 

そして子孫は子ども5人、孫17人、ひ孫20人(まだまだ増員中)。

なかなか全員は揃う機会はないですが、強力なDNAです!

 

ひとつ他愛のないエピソードを。

数年前に私の一家と、同僚一家で芋ほりをさせてもらいに小清水へ行った時のこと。

大阪は枚方出身の同僚と、じいちゃんが話をしていましたが、その内容が以下のような流れでした。

 

じいちゃん「貴様、どこの生まれよ」

同僚「大阪です」

じいちゃん「なに!内地か」

同僚「そうです」

じいちゃん「内地のどこよ」

同僚「大阪です」

じいちゃん「そうか」

 

・・・というやりとりを淡々としていたのが、今思い出しても込み上げてくるものがあります。

じいちゃんは誰にでも「貴様」といいます。おそらく本人は丁寧な言葉のつもりなのでしょうが、今の感覚からするとズレているような。

 

名前の読みは「まさじ」のはずなのですが、読み方が気に入らないのか、自分では「せいじ」と言っていたり、ばあちゃんの葬式での喪主あいさつの時は「まさつぐ」と紹介されていたり、ブレブレです。

いろいろエピソードには事欠かない厳しいじいちゃんですが、まだまだ行けるとこまで行ってほしいです!

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▲10年くらい前に撮影。ばあちゃんも元気でした。